はじめに
掃除は誰もが嫌がる家事の一つですが、ズボラな人でもある程度は行わなければなりません。
しかし、工夫次第で、掃除を楽にしたり、減らしたりすることができます。
この記事では、ズボラな人でも続けられる掃除術を紹介します。
曜日ごとに掃除する場所を決める
掃除を習慣化するには、まず曜日ごとに掃除する場所を決めることが重要です。
各曜日の役割分担
例えば、月曜日は台所、火曜日は洗面所、水曜日は居間、木曜日は寝室、金曜日は窓拭きなど、曜日ごとに掃除する場所を決めましょう。
このように分けておくと、1日に全部掃除する必要がなくなり、負担が軽減されます。
また、土日は大掃除の日にするなど、役割分担をすることで、掃除が習慣化しやすくなります。
掃除箇所のリスト化
曜日ごとの掃除箇所をリスト化しておくと、忘れずに行えます。
リストを見ながら掃除すれば、効率的に進められます。
次の表は、曜日ごとの掃除箇所の一例です。
曜日 | 掃除箇所 |
---|---|
月曜日 | 台所(コンロ、シンク、キッチン周り) |
火曜日 | 洗面所(鏡、洗面台、トイレ) |
水曜日 | 居間(テレビ周り、ソファー、テーブル) |
木曜日 | 寝室(ベッド、クローゼット、枕カバー交換) |
金曜日 | 窓拭き、床掃除 |
土日 | 大掃除 |
決まった時間に掃除する習慣をつける
掃除を習慣化するには、決まった時間に行うことが大切です。
朝の掃除
朝掃除をする人が多いのは、1日の始まりに部屋を綺麗にしたいからです。
例えば、就寝前にリビングを軽く片付けておき、朝は掃除機をかけるだけでOKです。
朝は気分が爽やかなので、掃除もはかどります。
朝食前や出勤前の30分を掃除の時間に設定するのがおすすめです。
夜の掃除
夜に掃除をする利点は、1日の終わりにきれいな部屋で休めることです。
夕食後の1時間を掃除時間に設けると良いでしょう。
夜は疲れているため、30分の時短掃除でも十分です。
徐々に習慣化すれば、夜の掃除も楽になります。
掃除時間の可視化
掃除時間をカレンダーやスマホのアプリで管理すると、習慣がつきやすくなります。
また、掃除時間をカウントダウンタイマーで管理すれば、集中して掃除できます。
このように、決まった時間に掃除する習慣をつければ、ズボラな人でも無理なく続けられます。
掃除道具を手の届くところに置く
掃除の手間を減らすには、掃除道具を手の届くところに置くのがコツです。
道具の収納場所
掃除道具は使いやすい場所に収納しましょう。
例えば、台所の食器棚の下段や、玄関の下駄箱の上など、すぐに取り出せる場所がおすすめです。
また、道具ごとに収納場所を決めておくと、使う度に探す手間が省けます。
掃除カート活用術
掃除道具を掃除カートに入れて移動させるととても便利です。
カートなら、部屋を移動しながら掃除できます。
掃除カートの中身を工夫すれば、さらに効率アップします。
例えば、拭き掃除用の雑巾は濡れた状態と乾いた状態の2種類を用意するなどです。
ロボット掃除機の活用
最新のロボット掃除機なら、スマホでタイマー設定ができるので便利です。
外出中でもロボット掃除機に掃除を任せられます。
ロボット掃除機は高価ですが、手間が省けるのでズボラな人には最適な選択肢といえます。
時短掃除を実践する
掃除に時間をかけられない人は、時短掃除を実践すると良いでしょう。
5分間掃除術
5分間だけ集中して掃除をすると、思いのほか掃除が進みます。
最初は部屋の中央から掃除を始め、時計回りに進んでいきましょう。
この5分間掃除を毎日続けると、部屋はいつも綺麗な状態を保てます。
時短なので、ズボラな人でも続けやすいはずです。
掃除のこつ
時短掃除のコツは、優先順位をつけることです。
まず、目に付く汚れから手をつけ、次に細かい部分を掃除します。
また、乾いた雑巾で拭き掃除をするのがおすすめです。
濡れ雑巾の場合、雑巾を絞る手間がかかるためです。時短掃除ではその手間が省けます。
掃除グッズの活用
時短掃除には、さまざまな掃除グッズが活躍します。
例えば、伸縮できる柄つきモップなら、立ったまま掃除できて効率的です。
また、汚れをサッと吸い取るクリーナーや、汚れを押し込む洗浄スプレーなども活用すると良いでしょう。
部屋の収納を工夫する
部屋が片付いていれば、掃除も楽になります。そのためには収納を工夫する必要があります。
モノを減らす
まずはモノを減らすことが大切です。不要な物は処分しましょう。
モノが少なければ、掃除する場所も減ります。
定期的に不用品を処分する習慣をつけると良いでしょう。
年に数回、大掃除の際に不用品処分をするなどです。
収納グッズの活用
次に、収納グッズを活用して、モノをスッキリ収納しましょう。
例えば、ボックス収納やカゴ収納、押入れ収納などがおすすめです。
また、扉付きの収納家具を使えば、モノが見えなくなるので、見た目もすっきりします。
モノの配置を工夫する
モノの配置も大切です。よく使うモノは手の届くところに置き、掃除の邪魔にならない場所に配置しましょう。
キャスター付きの家具を使えば、掃除時に動かすことができて便利です。
まとめ
ズボラな人でも、上記の方法を実践すれば、無理なく掃除を続けられます。
掃除は苦手だが、きれいな部屋で過ごしたい、という人におすすめの掃除術です。
まずは自分に合った方法から始め、徐々に習慣化していきましょう。